クラウドファンディングを行う第二種金融商品取引業の市場規模

2020/12/18

一般社団法人第二種金融商品取引業協会は、ホームページ上で第二種金融商品取引業の統計情報を公開しています。

先月には、電子申込型電子募集取扱業務等(投資型クラウドファンディング)を行う会員の、令和2年7月1日~9月 30 日の期間における、事業が開始されたファンドの出資金の総額が、375,630 千円(ファンド数 12 本)と、3億円台であったと発表しています。

それに対し、本日付で公表された「正会員における貸付型ファンドの取扱状況について」では、協会会員の販売した貸付型ファンド(その一定の部分は貸付型クラウドファンディング)は、令和2年4月1日~令和2年9月30日の期間において、出資総額が、30,178 百万円(ファンド数376 本)と、約300億円台であったと発表しました。

報告対象期間末日に事業運営中の電子申込型電子募集取扱業務等のファンドの出資金の総額は3,444,928 千円(ファンド数 172 本)と約30億円であるのに対して、貸付型ファンドは、 228,359 百万円(ファンド数3,908 本)と約2283億円に達しており、まさに桁が2つ違う市場規模になっています。

貸付型ファンドには、クラウドファンディング以外の手法で募集をする事業者の資金も含まれていますので単純比較できません。しかし、それを踏まえてもこの差は圧倒的です。同じようにクラウドファンディングを行う第二種金融商品取引業といっても、投資型クラウドファンディングの市場が未だ極めて小規模にとどまっているのに対して、貸付型ファンドの規模は、相応の市場規模に育っていることがわかります。

もっとも、昨年の貸付型ファンドの販売状況は 60,505 百万円(ファンド数837 本)であったため、今年の同期の販売額、販売本数は昨年から半減しています。この要因は必ずしも明らかではありませんが、「業界」としての第二種金融商品取引業は、まだまだ不安定なようです。

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