行政書士トーラス総合法務事務所トーラス・フィナンシャルコンサルティング株式会社

ビジネス支援・共同事業

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ビジネス支援・戦略コンサルティング当グループの理念事業構築・システム導入支援当グループの強み

ビジネス支援・戦略コンサルティング

ハンズオン型支援・協業

当グループは、行政手続きの専門家としてのリーガル・サービスの枠組みを超え、クライアントニーズに応じて金融関係事業者のビジネス支援・コンサルティング及びグループ戦略投資部門による資本参加等を行っております。

新規登録の支援やM&Aの支援をした事業者に対して、法務手続きのみならず、継続的に販促・マーケティング、商品設計及び事業構築など、多岐にわたる支援を実施するケースも多いです。

グループ内には、webマーケティング、規制対応及び経営管理等のノウハウが高度に蓄積されています。当グループは、役職員やパートナーにITベンチャー、外資系投資銀行、生保、電機等の出身者を擁し、法務、金融、システム等の面でクライアントへの総合支援が可能です。ビジネスパートナーをお探しの皆様にも我々はお役に立てます。

当事務所自身が、新興ブティック系コンサルティングファームとしては卓抜した実績をあげています。当事務所代表は、大学在学中に22歳で上場企業を共同起業。

同社退任後は、引き抜かれて、外資系金融企業でのマネジメントも経験。独立後の当グループの代表としての経営経験は、10年を超え、当グループの売上は、同業比較で全国上位の1%台にあります。ビジネスの立ち上げと成長にもノウハウを持っており、御社の非連続的で急激な業容拡大に貢献することができます。

当グループの理念

当グループは、「依頼者様のビジネスを成功させること」ことが、使命と考えています。「事業構想」を支援したり、開業後に順調にビジネスが発展できるように、業務やwebマーケティング支援など、コンサルティング業務も、大切にしています。

当グループ代表の井谷は、前述の通り、慶應義塾大学在学中に上場ITベンチャーを共同創業しました。キャリアと投資経験を通じて身に着けた知識に基づく、金融規制からwebマーケティングに至るまで、幅広く目配りすることのできる手腕は、業界で高い評価を得ています。

さらに、当グループには、井谷の他、パートナー及び外部アドバイザーとして、金融業界出身かつ長年の経営経験を有する専門家が集まっています。

webマーケティング、ビジネスマッチング、M&A、業務提携の模索、買収による国内参入や営業拡大等、相談があれば何でも当グループにご相談ください。

手続以外にもお困りのことがときこそ、当グループはお力になれます。構想段階でも、着想段階でも、歓迎です。共に考えて、ビジネスを成功させましょう。

事業構築・システム導入支援

金融系システム

事業構築の重要性

業態や業務内容の多様化と先端的なFINTECHビジネスの拡大により、従前にも増して、業務フローの適切な構築及びシステムの構築の占める重要性が高まっています。

金融業は、十数年前から、とりわけ、ネット証券やFX/CFD業者は従業員のうち、SEの占める割合が過半、といった実質的にはITビジネスになりつつあります。

金融系システムは、事業会社のシステムと比べて、高度の安定性、信頼性が求められる一方で、野心的、画期的なシステムの導入は、簡単ではなく、事前の規制当局との密接な対話を必要とするという特有の状況があります。事業会社の発想を金融系システムに持ち込んでも、その「失敗率」は極めて高いです。

当グループは、許認可手続きにとどまらず、ビジネス・システム導入支援等に関して、中立的な立場での専門的な助言が可能です。多数のコンサルティング経験に加え、自らが金融マンとして金融業界に携わった経験がある者が多数在籍しています。さらに、大手電機メーカー出身のスタッフも擁しており、他社と比較した強みになっています。

さらに、当グループは、ソーシャルレンディング業界に、大手事業者の役員として携わった識者を外部・カウンセルとして迎えております。クラウドファンディング・ソーシャルレンディングに関して、プロフェッショナルから、アドバイスが受けられます(要事前予約)。

投資・貸付型クラウドファンディング事業構築に関するコンサルティング

当グループは、FINTECH・クラウドファンディング分野の有力なファームです。さらに、当グループでは、ソーシャルレンディング事業構築・運営に携わっていた専門家が、ご要望に応じて、コンサルタントとして依頼者にアドバイスします。

知識・経験に基づき投資・貸付型クラウドファンディング事業構築におけるコンサルティングサービスをワンストップで提供致します。

投資・貸付型クラウドファンディング事業運営にあたって、高度な金融商品取引法に関する知識、金融サービス運営のノウハウが求められています。

具体的には、投資家・資金の貸し手、借り手等のユーザー管理や運営側での業務フロー管理において口座開設(マイナンバー管理含む)、資金管理、案件募集、分配金の計算・支払い、定帳表管理等を運営する仕様設計が必要となります。

さらに、事業拡大フェーズにおいてユーザー拡大により想定していた業務フロー・運営システムによる対応が追い付かなくなり、更なる投資が必要となる場合もあります。そのため、コンサルティングサービスにおいては、事業拡大の想定に合わせた業務フロー設計やシステム構築のアドバイスも可能です。

サービスライン

■各種業務開始に必要なライセンスの取得

業界トップクラスの知見を持つ専門家が届け出をサポートします。ライセンス取得の支援は、当グループの中核事業であり、一貫して国内シェア5-10%程度を維持しております。

国際的に著名なヘッジファンドや、メガバンク系・財閥系金融商品取引業者から、新たに金融機関を独立して事業をはじめられる個人まで、幅広い実績に基づく支援が可能です。

■社内体制の構築・業務フロー設計支援

フロントにおける事業構築はもちろんのことバックオフィスまで、実際の金融商品取引業の運営経験に基づく事務支援が可能です。フロント業務では、投資家・貸し手、借り手の募集や管理等のマニュアル化、システム化を支援。

また、バックオフィス業務に関しては、事務処理手続きの構築や、ユーザー管理・運営におけるオペレーション、コンプライアンス、システム運営等の社内体制の整備やそれらに係る業務フロー設計支援を的確に行うことができます。

■システム構築における業者選定

当グループでは、実際に、大手のソーシャルレンディング業者において、サービスの運営に携わっていた専門家をスペシャルアドバイザーとして迎えています。

実際の業務運営の観点から行う的確なシステム構築におけるコンサルティングをはじめとして、システム関係で委託する業者とのコミュニケーションやアレンジを含めた、ITプロジェクトマネージメントを担うことができます。

■コンプライアンス・業務運営の観点からシステム監査

投資型・貸付型ソーシャルレンディングの稼働前・稼働後のシステムの運営において、業務運営・コンプライアンスの観点から顧客・資金管理、オペレーション運営について、サイバーセキュリティから業務フローまで広く含む監査を行い、改善が必要な点・問題点について指摘するとともに、事後の改善対応を支援します。

事業構築の重要性

総じて、社内における実効的PDCAサイクルを確立できていない金融商品取引業者は、当局、自主規制団体から、何度でも処分を受け、また、過怠金を科せられている例を見ます。ソーシャルレンディングに関しては、金融庁から注意喚起が発せられているほどです。

事業規模が拡大すれば、それに応じてコンプライアンス・内部監査・サイバーセキュリティ等の水準も、同じように高めていかなければなりません。総じて、急激に成長する会社はこれら内部管理態勢の整備が間に合わず、事業上の弱点となり、はたまた致命傷にすらなる例を何度も見てきました。

当グループは、新たな参入事業者に、ノウハウのすべてを提供することにより、そうした先行業者の失敗を繰り返して欲しくないと思っています。多数の内部監査監査の支援経験に基づき、効率的な業務監査・システム監査を実現します。

当グループの強み

他業界、コンサル等の「異邦人」は、金融ビジネスをするうえで、生え抜き金融マンでは起こさない問題を起こしがちです。

「事業法人ではそれでいいかもしれないけれど、金融法人ではそれは通用しない・・・」ということは、世の中に山ほど存在します。

例えば、野心的で作りこみの甘いサービスをローンチして、サイクルを回して作りこんでいこう、というITベンチャー的発想を金融業界に持ち込むと、とんでもない問題が発生します。金融業界では、こうした場合の正解は、枯れたシステムでサービス内容を絞ったうえで、ひとまずライセンスを取得して開業することです。

野心的なことは、十分に安定性を確認して精密に作り上げたうえで、満を持してローンチする必要があります。

これは、システム障害を起こすと、当局から行政処分されるから・・・といった底の浅い話ではありません。

生き馬の目を抜く金融業界で、作りこみの甘いシステムを実用に投入すると、例えば、FX等のOTCデリバティブ取引では一瞬でアービトラージの標的にされ、開業と同時に巨額損失を計上して即時退場になりかねません(過去に実例があります)。機関投資家も個人投資家も、プロの投資家はプロです。甘く考えると危険です。

ストップをかけられるコンサルタント

当グループが、専門家を主体とするコンサルティング・ファームであることの最大の強みは、とにかく多数の案件を見ているため、「ダメなこと・危ないことに、しっかりとしたブレーキをかけることができること」です。

例えば、私たちは、目先の儲けのために法令違反をすることは、長期的な視点からは、まじめに取り組む場合より、結果的に金が減ることを知っています。

金融商品取引業の世界では、行政処分を受けたり、そこまで至らずとも、ずさんな業務運営で評判を害することは、不可逆的な企業価値の棄損に繋がります。

1、2年、荒稼ぎしたところで、継続性のない事業には価値はなく、投入した労力は全部無駄になります。ビジネス用語でいうところの、「焼畑」です。

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