【危険】SMBC債権回収からの通知を放置するのは絶対NG!今後のリスクと対処法

SMBC債権回収 通知

SMBC債権回収とは三井住友銀行の100%子会社である債権回収会社です。債権回収会社であるため、あなた自身が「SMBC債権回収」を知らない、心当たりがないのは当然のことです。

SMBC債権回収を知らないからといって、通知を放置していると最終的には強制執行等に進む恐れもあるので注意してください。

そこで今回は、SMBC債権回収とはどのような会社なのか?なぜ突然、通知が届くのか?についてお伝えします。後半では、通知が届いた場合の対処法もお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。

SMBC債権回収とは?突然通知が届く理由を解説

SMBC債権回収は法務省から許可を得て営業を行っている債権回収会社です。あなたが何らかの借金を滞納している場合に、本来の債権者(あなたにお金を貸している側)に変わって通知を送付してくることがあります。

まずは、SMBC債権回収とはどういった会社なのか?なぜ。突然通知が届いたのか?その原因について詳しくお伝えします。

SMBC債権回収は法務省が許可した債権回収会社(サービサー)

SMBC債権回収は法務省の許可を得て営業を行っている債権回収会社(サービサー)です。


引用元:法務省「債権管理回収業の営業を許可した株式会社一覧」

本来、債権の回収業務(借金の回収)を行う場合には、法務省から許可を得て営業をしなければいけません。当然SMBC債権回収も許可を得て営業を行っている会社であるため、違法な業者等ではありません。

債権回収委託は弁護士も可能
債権回収業務は法務省が許可を出した会社のほか、弁護士も可能です。よって、弁護士事務所もしくは法務省の許可を得ている会社から届く通知に違法性はありません。

ただし、稀に債権回収会社を名乗った架空請求が行われていることがあります。そのため、SMBC債権回収やその他の借金(滞納している債務)にまったく心当たりがない場合は、SMBC債権回収の問い合わせ電話番号に確認をしてください。

なお、まったく心当たりがなくて問い合わせをする場合は、通知書に記載してある電話番号には絶対にかけないでください。詐欺グループに直接つながる恐れがあるうえに、電話番号を知られてしまう恐れがあるためです。

SMBC債権回収の問い合わせ番号は「03-3544-6010」です。問い合わせ可能な時間は平日の9時〜17時までになっているので、その点も注意してください。

参考:SMBC債権回収株式会社「お問い合わせについて」

債権回収会社は「債権の回収」を専門的に行う業者

SMBC債権回収を含む債権回収会社とは、債権の回収を専門的に行う業者です。本来の債権者(債務者と直接契約をしている債権者)から債権の回収を委託、もしくは譲渡された場合に本来の債権者に変わって債権回収会社が借金の回収を目指します。

本来の債権者は消費者にお金を貸したり、クレジット契約を締結したりして、消費者から返済されたお金で利益を発生させる仕組みです。しかし中には、何らかの事情で借りたお金を返せない債務者(お金を借りている人)もいます。

そうすると、本来はお金を貸して返してもらって利益を発生させている貸金業者等は、債権回収という他の業務も行わなければいけません。債務者が確実に返済を継続してくれていれば、本来は行う必要のない業務であるため、債権回収の専門会社に債権回収を委託します。

もちろん、本来の債権者(貸金業者等)でも債権回収を目指します。しかし、債権の回収が困難であると判断した場合には、SMBC債権回収のような債権回収会社に回収を委託することがあるのです。

何らかの滞納をしているとSMBC債権回収から通知が届く

SMBC債権回収からの通知は、何らかの債務を滞納している場合に届きます。そのためあなた自身に「SMBC債権回収(株)」という会社に心当たりがないのは当然です。

ただ、SMBC債権回収(株)は三井住友銀行の100%子会社であるため、三井住友(SMBCグループ)系のカードやローンを組んでいる場合に通知が届く恐れがあります。

【三井住友グループのローン例】

  • クレジットカード
  • カードローン
  • 各種ローン(住宅ローン等)

また、SMBCグループでは保証事業も行っているため、何かしらの借金を滞納している場合には、SMBC債権回収が届く恐れがあると思っておきましょう。

仮に、SMBCがまったく関わっていないところでの滞納だったとしても、SMBC債権回収(株)が個人・法人からの債権回収を委託しています。そのため、何らかの滞納が発生している場合は、SMBC債権回収から通知が届く可能性があります。

たとえば、後払い決済サービスを利用していてまだ支払っていなかったり、支払いを忘れていたりしている記憶はないでしょうか?今一度、よく自分の記憶を振り返ってください。きっと、何かしらの滞納が発生しているはずであり、そのことが原因で通知が届いています。

通知を放置するのは絶対にNG

SMBC債権回収から通知が届いている場合は、何らかの滞納が発生しているためです。そのため、通知を放置することだけは絶対に避けてください。

SMBC債権回収からの通知が届いているということは、あなたの個人信用情報にもキズがついている恐れがあります。このままの状態が続くと、永遠にローンを組めなかったりクレジットカードを持てなかったりする恐れもあるでしょう。

最悪の場合には、SMBC債権回収が法的手続きに移行して、強制執行(給料や財産の差し押さえ)が始まる可能性もあります。

まずは、SMBC債権回収からの内容を確認したうえで、返済をできるならば返済をしましょう。返済が難しいのであれば、弁護士に相談したりSMBC債権回収に返済方法の交渉を行ったりしてください。

SMBC債権回収は違法業者や詐欺ではない

SMBC債権回収(株)は債権回収会社であるため、あなたと直接的な関わりがあるわけではありません。そのため、あなたがSMBC債権回収に心当たりがないのは当然のことです。

「SMBC債権回収は知らないから…」といって放置をしていると、自分が苦しい思いをするだけです。

少なくとも、SMBC債権回収は法務省の許可を得て営業を行っている会社であるため、違法業者、怪しい業者ではありません。稀に架空請求が紛れ込んでいる可能性も否定はできませんが、あなた自身に心当たりがある場合は詐欺ではないの放置は避けてください。

放置していると法的手続きに移行される恐れがある

SMBC債権回収から通知が届いている時点で、本来の債権者が「債権の回収が困難」と判断しています。そのため、あなたが長期間の滞納をしていたり、長い間連絡が取れない状態が続いていたりしているのでしょう。

このような状態が続いていた場合、現時点であなたの信用情報にはキズがついている恐れがあります(ブラックリスト入り)。

すべての債権者が信用情報機関に加盟しているわけではない
貸金業者や銀行系を除いて、すべての債権者が信用情報機関に加盟しているわけではありません。たとえば、後払い決済サービスの場合は、信用情報への登録をしているところが少ないため信用情報への影響はありません。

また、SMBC債権回収から通知が届いている時点で、あなたの信用は著しく低下しているため、借金の全額を一括請求されていることでしょう。万が一、一括請求を放置していると、SMBC債権回収は最終的に法的手続きに移行する恐れがあります。

法的手続き移行後は、あなたの財産や給料を差し押さえられる「強制執行」が開始されてしまいます。万が一強制執行が始まれば、会社にも借金を滞納している事実がバレますし、手取りの給料額も減ってしまうため、生活にも影響が出るでしょう。

法的手続きに移行されないためにも、SMBC債権回収から通知が届いている場合には、かならずアクションを起こすようにしてください。支払い能力がないならば弁護士に相談をする、分割で支払えるなら相談をするなどの対処法を検討しましょう。

SMBC債権回収から通知が来たらどう対応すれば良い?

SMBC債権回収から通知が届いている場合は、何かしらの借金を滞納している可能性が高いです。そのため、放置はせずに対処しなければ、自分自身がさまざまな影響を受けることになるでしょう。

とはいえ、SMBC債権回収から通知が来たけど、記載されている通りの返済が難しい方もいるでしょう。そこで、SMBC債権回収から通知が来ているときは、下記の対処法を検討してください。

  • 消滅時効の成立要件を確認する
  • 通知書通りに弁済を行う
  • SMBC債権回収に相談をして返済方法の交渉を行う
  • 返済能力がない場合は債務整理を検討する

最後にSMBC債権回収から通知が来た場合の対処法についてお伝えします。

①内容を確認して消滅時効の成立条件を確認する

SMBC債権回収から通知が届いた場合、その債務内容に心当たりがあるかどうかは関係なしに、消滅時効の確認をしてください。もしも、消滅時効の成立要件を満たしていた場合は、その借金の返済義務を消滅させることができます。

消滅時効は、通常返済予定日の翌日から5年間経過すれば成立要件を満たします。

注意
消滅時効の成立要件は「請求をできることを知ったときから5年経過時点」もしくは「請求をできるときから10年経過時点」です。たとえば、あらかじめ返済予定日が設定されていた場合は、その日が「請求をできることを知ったとき」になるため5年間で成立要件を満たします。

SMBC債権回収から届いた書類には、借金の内容や返済日等について記載があるはずです。記載されている約定返済日から5年以上経過している場合は、消滅時効の成立要件を満たしている可能性が高いため、借金の返済を免れる可能性があります。

ただし、消滅時効は黙っていても自動的に成立するわけではありません。債務者側から債権者に対して「消滅時効が成立しているので、借金の返済義務はありません」ということを伝えなければいけません。これを消滅時効の援用と言います。

消滅時効の援用は自分でもできますが、リスクが伴うためかならず弁護士等に依頼して行ったほうが良いです。

というのも、消滅時効の援用が失敗した場合は、債務の承認をしたものとみなされて時効の更新が行われる恐れがあります。また、最悪の場合には法的手続きに移行されてしまう恐れもあるためです。

基本的には、消滅時効の成立要件を満たしているときに援用をすれば、消滅時効の援用は成立します。ところが、時効には起算日が更新される「時効の更新(中断)」というものがあるためなかなか一筋縄ではいきません。

時効の更新とは、下記に該当する事由があったとき、消滅時効が成立するまでの起算日が更新されることを言います。

  • 裁判上の請求
  • 強制執行
  • 債務の承認

債権者から裁判上の請求(支払督促等)を受けた場合や、実際に強制執行(財産や給料の差し押さえ)があった場合は、起算日が更新されます。また、あなた自身が債務の承認をした場合も起算日が更新されるので注意しましょう。

債務の承認とは、債務者(あなた)が「借金があると認める行為」を言います。たとえば、債権者に対して借金を支払うと約束をしたり、実際に1円でも返済をした場合が該当します。

上記のことがあると、仮に消滅時効の援用をしても条件を満たしていないため、失敗に終わるでしょう。そのようなリスクを考慮しても、成立要件を満たしている可能性があるならば、弁護士へ相談をしましょう。

督促状の送付で半年間の更新
債権者から督促状を受け取った場合は、1度だけ半年間の更新が行われます。

②通知書通りに弁済を行う

消滅時効の成立要件を満たせていない方は、当然その借金の返済義務を負います。資力があるならば、通知書に記載されている通りに弁済を行いましょう。

通知書が届いてすぐにでも弁済を行えば、その後の督促状は止まりますし、信用情報の回復も早まります。

ただ、SMBC債権回収から通知が届いている時点で、原則一括請求されているため、返済が難しいこともあるでしょう。そのような時は、SMBC債権回収へ支払い方法の相談をして無理なく完済を目指せるように交渉してください。

③SMBC債権回収に相談をして返済方法の交渉を行う

SMBC債権回収から通知が届いている時点で、原則残債の一括請求・一括支払いしか認められません。しかし、今までずっと滞納してきていた方が、一括で支払えるとはSMBC債権回収も考えてはいないでしょう。

そのためSMBC債権回収側でもある程度譲歩する準備はできています。一括での返済が難しいならば、分割払いに変更できないかどうか相談してみたり、遅延利息分をカットできないか相談をしてみる価値は十分にあるでしょう。

あなたが誠心誠意相談をして、確実に返済を継続する約束をした場合は、ある程度の減額や猶予は認められます。何もせず放置するよりも、しっかり相談をして対処したほうが自分のためにもなるでしょう。

④返済能力がないなら債務整理を検討するべき

一切の返済能力がないならば、早急に債務整理手続きを検討するべきです。債務整理には下記3種類の手続きがあります。あなたに合った手続きを選択できるのがメリットであるため、まずは弁護士へ相談されてみてはどうでしょうか。

  • 利息をカットして元金のみを原則3年程度で完済する「任意整理」
  • 借金を最大で1/10まで減額できる「個人再生」
  • すべての借金を免責(返済義務を免れる)できる「自己破産」

万が一、支払い滞納によって強制執行まで至ってしまった場合は、任意整理手続きの選択肢が消滅してしまいます。任意整理は、債務整理の中でも唯一裁判所を介さない手続きであるため、比較的メリットも多いです。

しかし、対応が遅れてしまうことによって、選択肢の中からなくなってしまう恐れがあります。遅かれ早かれ債務整理を検討するならば、早めに対応しておくことで、多くのメリットを受けられるようになるでしょう。

まとめ

今回は、SMBC債権回収から通知が届く理由と届いた場合の対処法についてお伝えしました。

SMBC債権回収株式会社は三井住友銀行の100%子会社である、債権回収会社です。債権回収会社は、債権者から債権回収を委託もしくは譲渡されてから請求を開始するため、債務者本人に心当たりがないのは当然です。

しかし、SMBC債権回収から通知が届いているということは、何らかの借金を滞納していることを意味します。よって、放置をしていると最終的には強制執行等、自分自身に多大な影響が出るとのことでした。

最悪の事態を避けるためには、SMBC債権回収からの通知が届いた時点で正しく対処しなければいけません。まずは消滅時効の確認をし、そのうえで返済をしたり返済が難しいときは債務整理や分割交渉を考えなければいけません。

SMBC債権回収から通知が届いたときは、早めに対応しなければ次のステップである法的手続きに移行されてしまう恐れがあります。今回お伝えした内容を参考にしていただき、できるだけ早急な対応を心がけましょう。

SMBC債権回収とは?SMBCグループとの関係性は?

Q. SMBC債権回収とは何ですか?
A.

SMBC債権回収はSMBCグループ(三井住友グループ)の関係企業です。債権回収を主な業務としている企業であり、何らかの滞納がある場合にSMBC債権回収から通知が届くことがあります。

Q. SMBC債権回収からの通知を無視しているとどうなりますか?
A.

SMBC債権回収は債権回収会社であるため、何らかの滞納がある場合に通知が届きます。そのため、無視や放置をしていると、最終的には財産や給料を差し押さえられてしまう強制執行が始まる恐れもあります。詳しくは記事本文でお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。

Q. SMBC債権回収から通知が届いたときはどうすれば良いですか?
A.

時効の援用要件を確認したうえで、援用が難しいのであれば、SMBC債権回収からの通知書に従って返済を行ってください。SMBC債権回収に相談をすることで分割払いなどにも対応してもらえる可能性があるのでまずは相談をしましょう。