年収以上の借金は危険!今すぐやるべき借金解決方法について 

借金 年収以上

日本の法律では年収の1/3を超える借り入れを規制する法律、総量規制があります。総量規制は過度な借り入れから消費者を守るためにある法律です。つまり、年収以上の借金を抱えているのは、一般的にみて非常に危険な状態です。

とはいえ、借金の中にも消費者金融やクレジットカードによる借り入れもあれば、住宅ローンの借り入れもあります。すべての借金において、年収以上=危険と判断することはできません。

そこで今回は、年収以上の借金はどのくらい危険なのか?このままだとどうなってしまうのか?についてお伝えします。後半では年収以上の借金を返せなくなったときの対処法についてもお伝えしています。

現在、年収以上の借金を抱えている方、自分の将来に不安を抱えている方は、これからお伝えすることをぜひ参考にしてください。

→【あなたの借金、どれだけ減らせる?】借金減額シミュレーターはこちら!

年収以上の借金はかなり危険!その理由とリスクとは?

一般的にみて、年収以上の借金を抱えているのはとても危険な状態です。

本来は、総量規制によって年収の1/3を超える借り入れができません。よって、年収の1/3を超える借り入れ金や年収以上の借金を抱えている方は、相当危険な状態であると言えるでしょう。

まずは、年収以上の借金がどれほど危険な状態なのか、年収以上の借金を繰り返していると最終的にはどうなってしまうのか?についてお伝えします。

本来借金は年収の30%のしかできない

過度な借り入れから消費者を守るために、貸金業法という法律によって、借入金額及び貸付金額を年収の1/3までに規制しています。つまり、年収が300万円の方であれば、本来は100万円までしか借り入れができません。

しかし、実際にはクレジットカードのショッピング枠や銀行からの借り入れは総量規制の対象外であるため、年収以上の借金は現実的に可能です。

借金といっても現金の借り入れやクレジットカードのショッピング枠、自動車ローンなどの目的別ローンなどさまざまです。総量規制で規制されている借金の種類は、あくまでも貸金業者からの現金貸付のみであるため、年収以上の借金は可能でしょう。

そのため、「規制されていない借金は安全」と思われてしまいがちです。しかし、現金の借り入れもクレジットカードのショッピング枠も借金であることに変わりはありません。よって、目的別ローン以外の借金で年収の1/3を超えているのは非常に危険です。

総量規制を超えたら危険である、総量規制以内であれば安全であるといった基準はありません。一般的にみて、年収の1/3を超える借金を抱えている場合には、危険であると判断されます。

もしもあなたが「借金の返済が苦しい…」と少しでも感じているならば、早急に対処しなければ返済不能に陥るでしょう。

年収以上の借金は自転車操業・返済不能に陥る可能性が高い

年収以上の借金はほぼ確実に自転車操業状態、あるいは返済不能状態になるでしょう。

そもそも、あなたが日本人の平均的な年収(440万円)であり、その年収以上の借金を抱えているのであれば、一般的な人なら返済不能になるでしょう。

仮に440万円の借金を年率15%で借りていた場合、30日で54,000円強の利息が発生します。一般的な家庭であれば、普通の生活を送りながら54,000円以上の借金を返済するのは困難でしょう。

かろうじて54,000円程度の返済を継続できていたとしても、利息に充当されてしまうため元金は減りません。日本人年収平均程度の借金を抱えているならば、最低でも10万円程度の返済を継続しなければ完済は目指せないでしょう。

もしもあなたが10万円の借金返済を継続できたとしても、自分の生活を送るために借金を返しては借りてを繰り返すことになるでしょう。

→【あなたの借金、どれだけ減らせる?】借金減額シミュレーターはこちら!

年収以上の借入が通常の借金もある

本来であれば、総量規制によって年収以上の借金をすることができません。しかし、借金の中には総量規制の対象から外れるものがあります。

中でも下記のローンは多くの方が利用されているローン商品です。

  • 住宅ローン
  • 奨学金
  • 車のローン

年収以上の借金として代表的なローン商品の危険性や、返済が厳しいときの対処法についてみていきましょう。

①住宅ローン

住宅ローンは数千万円単位で借り入れするのが一般的であり、多くの方が年収の数倍を超える借り入れをしていることでしょう。

また、住宅ローンは人が生活を送るうえで必要不可欠な「住まい」を確保するためのローンです。住宅ローンを抱えていなくても、賃貸借契約によって家賃の支払いはかならず発生します。そのため、通常の借金とは離して考えるべきです。

住宅ローンも借金であることに変わりはありませんが、「年収の◯倍だから安全・危険」とは判断しません。住宅ローンは一般的に、返済比率で判断をします。返済比率とは、返済金額が年収や月収の何割を占めているか?です。

住宅ローンの場合は、年収の30%〜35%以内の返済比率であれば問題ないと判断します。たとえば、あなたの年収が440万円程度なのであれば、年間132万円〜154万円程度の返済比率であれば、大きな問題はないでしょう。

ただ、この金額はあくまでも一般的な目安であるため、年収以上の住宅ローンを抱えている本人が「返済が厳しい…」と感じているならば危険なサインです。

どのような借金であっても「〇〇以下だから安心」とは一概に言えません。各家庭、各個人の状況によって危険性は大きく異なるので、その点は注意してください。

②奨学金

大学生の約2人に1人が奨学金を借りていると言われています。その奨学金の平均借入金額は320万円前後、毎月の平均返済金額は17,000円程度です。20代前半の平均年収は300万円以下であるため、社会に出た時点で年収以上の借金を抱えていることになります。

しかし、奨学金の場合は0.数%でありクレジットカードやカードローン(15%〜18%程度)と比較すると、非常に低金利です。そのため、毎月の返済額が少なくても、確実に完済を目指せます。

よって、奨学金で年収以上の借金を抱えていたとしても、無理なく返済をできているならば大きな問題はないでしょう。

ただし、奨学金を借りている本人が「借金の返済が苦しい…」と感じているならば、とても危険なサインです。「奨学金だから安心」などと考えることなく、早急な対応が必要になるでしょう。

③車のローン

車のローンは、一般的に年収の30%〜40%以内が理想と言われています。つまり、平均的な年収の方であれば130万円〜180万円弱のローンが理想です。とはいえ、最近の自動車はファミリーカーでも300万円を超えるため、無理のない範囲で返済を継続するのであれば、100万円以上の頭金を用意しなければいけません。

そのため、頭金の用意が難しい方は無理のある借り入れをしたり、実際に年収以上の借り入れをしたりしてしまうことがあるかもしれません。

公共交通機関が少ない地域に住んでいる方からすると、車は生活を送るうえで必要不可欠な存在です。そのため、年収以上の金額であっても、多少無理をして維持している方はいるでしょう。

しかし、年収以上の自動車ローンは非常に危険であり、返済不能に陥る可能性も非常に高いです。おそらく、自動車を年収以上の価格で購入してローンを組んでいるのであれば、身の丈に合っていない自動車を所有しているのでしょう。

少しでも「返済が苦しい…」と感じている方は、すでに危険なサインです。車を買い替えたり、貯蓄があるなら繰り上げ返済をするなどして、返済負担を減らす努力をするべきでしょう。

→【あなたの借金、どれだけ減らせる?】借金減額シミュレーターはこちら!

年収以上の借金を完済できないと感じた場合の対処法3つ

年収以上の借金の完済に限界を感じている場合は、下記の対処法を検討してください。

  • 収入を増やして確実な完済を目指す
  • おまとめローンで金利を引き下げて完済を目指す
  • 債務整理で借金を減額・免責にする

最後に、年収以上の借金返済が厳しいときの対処法についてお伝えします。

①収入を増やして確実な完済を目指す

年収以上の借金は、収入を増やすことによって返済比率を引き下げられます。

たとえば、日本人の平均年収である440万円程度の年収の方が、450万円の借金を抱えていた場合は年収以上の借金であるため完済は厳しいでしょう。しかし、あなたの収入が600万円まで増えれば、理屈上は年収以下の借金になります。

実際に年収が150万円も増えているため、確実に完済も目指せるでしょう。とはいえ、ほとんどの方が「年収を150万円も増やすのは難しい」と考えます。実際、今と同じ環境で150万円以上の収入を増やすのは非常に難しいでしょう。

しかし、毎週末の休みにアルバイトをしたり、本業から帰宅したあとの数時間で副業をしたりすることで確実に収入は増やせます。

副収入次第では、返済比率を大幅に引き下げることもできるため、現時点で年収以上の借金もきっと完済を目指せるようになるでしょう。

思い切って転職を検討しても良い
現在働いている職場の収入が少ないのであれば、転職をして収入アップを目指しても良いでしょう。収入をアップして返済比率を引き下げることによって、完済へ向けたゴールが見えるため、気持ち的にも前向きになれるでしょう。

②おまとめローンで金利を引き下げて完済を目指す

借り入れ金の金利次第では、おまとめローンや借金の借り換えで金利を引き下げて完済を目指す方法も良いでしょう。

本来、年収以上の借金は総量規制によって厳しく規制されているため、おまとめローンや借り換えも規制されると考えるのが一般的です。ところが、あなた(債務者)にとって有利となる借り換えの場合は、総量規制の対象から外れます。

そのため、おまとめローンや借金の借り換えをしてあなたが利益を得られるのであれば、まったく問題はないことになります。よって、あなたが現在借金をしている金利次第では、検討する価値は十分にあるでしょう。

たとえば、あなたが年収以上の借金を年率15%で借りていた場合、おまとめローンや借り換えで10%程度まで引き下げるだけでも大きな効果に期待ができます。

仮に440万円の借金を年率15%で30日間借りた場合は、利息のみで54,000円以上発生します。ところが、10%に引き下げることによって36,000円程度まで引き下げられるでしょう。

利息は債権者(お金を貸している側)に対して支払う手数料のようなものであるため、少額であればあるほどあなたが得をします。そのため、借り換えやおまとめローンができるのであれば、積極的に検討されると良いでしょう。

③債務整理で借金を減額・免責にする

年収以上の借金は債務整理をすることによって、減額や免責(支払い義務の免除)を受けられることがあります。債務整理には下記の3種類ありますが、中でも比較的検討しやすい任意整理でも、年収以上の借金であれば大きな効果に期待ができるでしょう。

  • 利息をカットして元金のみの完済を目指す「任意整理」
  • 借金を大幅に減額できる「個人再生」
  • すべての借金を免責にする「自己破産」

年収以上の借金を抱えている方は、利息のみでも相当な負担をしているはずです。そのため、任意整理をして利息をカットできるだけでも、相当な効果に期待ができます。

実際、どの程度の減額を見込めるのかについては、借り入れ金利や返済期間によっても大きく異なるため一概には言えません。しかし、年収以上の借金を抱えているのであれば、数百万円程度の減額は見込めるでしょう。

ただ、任意整理は元金のみをおおむね3年〜5年程度で完済をしなければいけません。あなたが日本人平均年収(440万円)程度の借金を抱えているならば、仮に5年で返済するにしても毎月73,000円強の支払いが求められます。

債権者によっては支払い期間を柔軟に対応してもらえる可能性はありますが、最長5年程度での完済を見込めない場合は、その他の債務整理を検討するべきでしょう。

そして、個人再生は借金を大幅に減額する債務整理手続きです。500万円未満の借金であれば最大で100万円まで減額することができます。

残った借金は再生計画案にしたがっておおむね3年程度で完済を目指します。仮に100万円の借金が残って、3年で完済をする場合は毎月の返済額が28,000円程度です。きっと、完済を目指せるでしょう。

ただ、個人再生は借金がかならず残るため、あえて選ぶ必要はありません。そもそも個人再生を選択される方は、住宅ローンを抱えている方や自己破産をできない方が対象です。そのため、特別な事情がない限りは、自己破産を選択して良いでしょう。

自己破産を選択することで、あなたが抱えているすべての借金を免責(返済義務の免除)にできます。つまり、年収以上の借金をすべて0にすることができます。「借金の返済が苦しい…」と感じている方にとっては、もっとも効果が大きい債務整理と言えるでしょう。

債務整理は法律の専門家へ相談を
債務整理をしたい、債務整理をしようか悩んでいる、借金の返済が厳しいけどどこに相談をしたら良いのだろう?と悩まれている方は、弁護士や司法書士といった法律の専門家にご相談ください。債務整理による交渉や解決はもちろんのこと、借金相談にも乗ってもらえます。

→【あなたの借金、どれだけ減らせる?】借金減額シミュレーターはこちら!

まとめ

今回は、年収以上の借金の危険性や年収以上の借金を返せないときの対処法についてお伝えしました。

消費者金融やカードローンによる借り入れの場合、年収の1/3を超えて貸し付けたり借り入れたりすることはできません。ところが、クレジットカードのショッピング枠やその他の目的別ローンなどは、総量規制の対象外であるため年収以上の借金も可能です。

借金ができるからといって、安全であると勘違いをしている方もいますが、どのような借金であれ返済能力を超えた借り入れは非常に危険です。

年収以上の借金は一般的にみて非常に危険な状態です。おそらく、現時点で返済ができていたとしても、遅かれ早かれ返済付の状態に陥るでしょう。

もしも、年収以上の借金を返済できなくなってしまった場合は、年収を増やして返済比率を減らしたり、金利のを引き下げたりして完済を目指してください。それでもなお返済が厳しいときは、債務整理も含めた検討を視野に入れたほうが良いでしょう。

今回お伝えしたことを参考にしていただきながら、年収以上の借金解決を目指してみてはどうでしょうか。

→【あなたの借金、どれだけ減らせる?】借金減額シミュレーターはこちら!

年収以上の借金は危険?このままだとどうなってしまうの?

Q. 年収以上の借金は危険ですか?
A.

年収以上の借金すべてが危険であるとは言えません。たとえば、住宅ローンや奨学金など年収以上の借金を抱えることはだれでにでもあるからです。しかし、消費者金融やクレジットカードのショッピング枠を合算して年収を超える場合は非常に危険です。

Q. 年収以上の借金を抱えているとどうなるの?
A.

年収以上の借金を抱えていても、返済を継続できているならば大きな問題はありません。しかし、少しでも「返済が厳しい…」と感じているならば危険なサインです。一般的に見て、年収以上の借金は非常に危険であるため、返済不能に陥る可能性は高いでしょう。

Q. 年収以上の借金に危機感を覚えています。どうすれば良いでしょうか?
A.

かろうじて返済をできていても、一般的に見れば年収以上の借金は非常に危険です。いずれは返済不能になる恐れがあるため、少しでも危機感があるならばすぐに弁護士などの専門家へ相談をするべきでしょう。